院長コラム
【長崎】続報 花粉飛散~すぎからヒノキへ
桜の開花となります 花粉の飛散はスギからヒノキへ
スギの花粉のピークは過ぎつつあります。今後、スギの花粉の飛散量が減りつつ、ヒノキの花粉量が増えつつあります。花粉症の方は引き続き対策が必要です。症状がある方はお気軽にご相談ください。
また、今年発症された方もいるのではないでしょうか。今年は症状がひどかったと思われる方もいるのではないでしょうか。スギの舌下免疫療法は、来年以降の症状軽減を期待するものです。投薬は6月頃から開始可能となります。ご希望の方はお早めにご相談ください。
花粉症の予防と対策
花粉症の症状を和らげるには、できるだけ花粉に触れない・家の中に持ち込まないことが大切です。まずは取り入れやすいものから始めてみましょう。
- セルフケア・外出時の対策
- 基本のアイテム: マスク、花粉用眼鏡、花粉ブロックスプレーを効果的に活用しましょう。
- 家の中に持ち込まない: 帰宅時は洋服ブラシで花粉を払い落としてから入室してください(手で払うだけでも効果があります)。
- 洗濯物の管理: 花粉シーズンは外干しを避け、部屋干しや乾燥機の使用をおすすめします。
- 空気清浄機の活用: 室内に入り込んだ花粉の除去に有効です。
- 注目の「鼻洗浄」について 最近は薬局やインターネットで、手軽に使える鼻洗浄キットが手に入ります。鼻粘膜に付着した花粉を洗い流すだけでなく、インフルエンザなどの感染症予防にも有効との報告があります。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
- お薬による早期対策 花粉が飛び始める直前から「抗アレルギー剤」の内服を開始することも、症状を軽減するのに有効だと言われています。
💡 ワンポイントアドバイス 気温が高い日や晴天の日は、飛散量が多くなりがちです。特に念入りな予防を心がけましょう。
当院での花粉症治療
花粉症の治療は、飲み薬(抗アレルギー剤)を中心に、一人ひとりの症状やライフスタイルに合わせた組み合わせで行います。
- 基本的な治療 主に以下の薬を組み合わせて治療を進めます。
・内服薬(抗アレルギー剤): 最近は「眠気が少ない」タイプや、新しい有効成分の薬も増えています。
・点鼻剤・点眼薬: 鼻や目の局所的な症状が強い場合に併用します。
・鼻洗浄・吸入: 物理的に花粉を洗い流し、粘膜の炎症を抑えます。
- オーダーメイドの処方 お薬の効果や眠気の出方には個人差があります。「薬を飲んでいるけれど効果が足りない」「日中の眠気を抑えたい」といったご要望に合わせて、抗ロイコトリエン薬や漢方薬を追加・変更するなど、最適な処方を調整いたします。
- その他の選択肢 貼り薬による治療や、重症の方には注射薬(ゾレアなど)という選択肢もあります。これらは適応基準(条件)がございますので、ご希望の方は医師までご相談ください。
- 舌下免疫療法(スギ・ダニ)
少量の薬(抗原)を毎日摂取して花粉症の症状を軽減するというものです。花粉飛散時期、その前後の治療開始はできません。飛散終わる6月から11月に治療を開始することになります。一年目で効果が現れる方もいらっしゃいます。通常は3-5年の持続、継続の必要があります。ご希望の方はお早めにご相談ください。
