院長コラム
【長崎】2026年花粉予測!早めの予防と治療
昨年よりも少ないが例年よりもやや多めの飛散が予想されます
早めの対策を
1月下旬から2月上旬にかけてスギ花粉の飛散が始まる時期となります。昨年は2月の寒さの影響で気温が上がるのが遅かった影響で本格的に飛散が始まったのは例年の2週間遅れとなりました。今年は例年通りの飛散開始となる見込みです。早めの対策をおすすめします。
昨年は地域によって飛散量の差が大きく、西日本では大量飛散となりました。特に九州は過去10年で最多を記録。長崎県に関しては、平年比220%・昨年比270%と、極めて多いシーズンでした。短期間に集中して大量飛散したのが昨年の特徴です。
一般的に花粉の飛散量は、前年夏の気温や日照時間に左右されるほか、周期的に増減(多い年の翌年は少なくなる等)する傾向があります。 昨年は非常に飛散量が多かったものの、夏の平均気温が非常に高かった影響もあり、今年は「昨年よりは少ないが、例年よりはやや多め」の飛散が予想されます。 あくまで予測ではありますが、スギ花粉が飛ばない年はありません。万全の準備を整えておきましょう。

花粉症の予防と対策
花粉症の症状を和らげるには、できるだけ花粉に触れない・家の中に持ち込まないことが大切です。まずは取り入れやすいものから始めてみましょう。
- セルフケア・外出時の対策
- 基本のアイテム: マスク、花粉用眼鏡、花粉ブロックスプレーを効果的に活用しましょう。
- 家の中に持ち込まない: 帰宅時は洋服ブラシで花粉を払い落としてから入室してください(手で払うだけでも効果があります)。
- 洗濯物の管理: 花粉シーズンは外干しを避け、部屋干しや乾燥機の使用をおすすめします。
- 空気清浄機の活用: 室内に入り込んだ花粉の除去に有効です。
- 注目の「鼻洗浄」について 最近は薬局やインターネットで、手軽に使える鼻洗浄キットが手に入ります。鼻粘膜に付着した花粉を洗い流すだけでなく、インフルエンザなどの感染症予防にも有効との報告があります。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
- お薬による早期対策 花粉が飛び始める直前から「抗アレルギー剤」の内服を開始することも、症状を軽減するのに有効だと言われています。
💡 ワンポイントアドバイス 気温が高い日や晴天の日は、飛散量が多くなりがちです。特に念入りな予防を心がけましょう。
当院での花粉症治療
花粉症の治療は、飲み薬(抗アレルギー剤)を中心に、一人ひとりの症状やライフスタイルに合わせた組み合わせで行います。
- 基本的な治療 主に以下の薬を組み合わせて治療を進めます。
・内服薬(抗アレルギー剤): 最近は「眠気が少ない」タイプなど 薬の種類も増えています。
・点鼻剤・点眼薬: 鼻や目の局所的な症状が強い場合に併用します。
・鼻洗浄・吸入: 物理的に花粉を洗い流し、粘膜の炎症を抑えます。
- オーダーメイドの処方: お薬の効果や眠気の出方には個人差があります。「薬を飲んでいるけれど効果が足りない」「日中の眠気を抑えたい」といったご要望に合わせて、抗ロイコトリエン薬や漢方薬を追加・変更するなど、最適な処方を調整いたします。
- その他の選択肢 :貼り薬による治療や、重症の方には注射薬(ゾレアなど)という選択肢もあります。これらは適応基準(条件)がございますので、ご希望の方は医師までご相談ください。




